2008年 9月26日に英国国会議事堂で行われたたレセプションに参加してきました。
イギリスに住んでいるイギリス人でさえ、一生に一度参加できないであろうという貴重な
晩餐会です。
由井とらこ先生がイギリスのアサートン卿(ホメオパス)という貴族議員の方に気に
入られ、私達生徒も招待を受けました。
国会議事堂での晩餐会なんて日本の迎賓館に行くようなものだそうです。
それで私達は正装しています。
2週間の旅だというのにスーツケースの半分が着物って、けっこうきつかったです。
お土産に配られたトリュフです。なぜか箸も頂きました。
国会議事堂内に入場するときには検査&顔写真を撮られて入館パスをつくります。
撮影されている時に、いまいちどこを向けばいいのかわからず
撮られたので、“キョドッてるパス”が出来上がりました。
議事堂内を見学しながら説明を聴きました。
議会が行われる部屋に通され、女王の座る椅子も見てきました。
討論をかわす様子の説明がリアルで面白かったです。
議員と女王はたいては意見が違うことが多く、王室側もほとんど命がけの議会に
なるそうですが、活気があってよいと思います。
上院議員の平均年齢は70何歳だそうです。
90歳代で現役議員も多いらしく、椅子にはスピーカーがついています。
皆さん耳が遠いのでスピーカーに耳を近付けて目をつむって意見を聞きます。
TVで放送したら必ず視聴者から「寝てるんじゃないか?」とか
「死んでるんじゃないか?」と心配の電話がかかってくるという面白い話を聞きました。
チャーチルやサッチャーの像が置かれていました。
初めてスピーチする議員は緊張しているのでチャーチルの足をさすって彼のパワーを
借りるそうです。私もさすってきました。
せっかくなのでサッチャーの足もさすって拝んできました。縁起かつぎは大好きです。
パーティー会場に入る前にTV班だと思うのですが撮影をしていて、着物チームが
「We are from Japan」と挨拶しました。着物で来てちょっと得した気分です。
ウェルカムドリンクで白ワインを2杯もおかわりしてしまいました。
ウェイターの一人が日本語をちょっと喋ってきたので面白がってかまってしまいました。
調子に乗って白ワインにオレンジジュースをミックスしてもらってパーティー会場に
入りました。
アサートン卿の開会挨拶から始まり、活躍中のホメオパスも表彰されるなど、
ホメオパシーのレセプションも華やかに行われました。
ドバイのカンファレンスで由井寅子先生の発表を聞いて共鳴されたアサートン卿が
今回、由井学長だけでなく私達RAHの学生までお呼びくださったのです。
こんなことでもないと、一生のうちに英国国会議事堂での食事会なんてご縁はないと
思います。何せあえて例えるとしたら日本の迎賓館のような場所ですよ!
食事はアスパラのグリルが結構満足いく感じでよかったです。
あとはワインなどドリンクを飲んだり、魚を食べたり、デザートを食べるという
質素なものでしたが皆さんおなか一杯だったようです。
左から 由井寅子先生、アサートン卿、ハーネマンの子孫(ドイツ)
◆written and photographed by Maki Mori Homoeopath 2008
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